ボルトの締め付けトルクとは
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ボルトの締め付けトルクとはどんなものでしょう。トルクとは、はっきりとした回転軸があるなかで物体が回転運動をする際の、回転軸周囲の「力のモーメント」のことです。力のモーメントは力の能率のことで、その単位は、N・m(ニュートンメートル)で表されます。
ボルトの締め付けトルクとはその名の通り、ボルトの締め付け運動を行う際に必要な回転の力のモーメントです。ボルトやナットなど、必要な物品のそれぞれについてそれぞれに応じた数値がそれぞれ存在します。一般に、例えばねじを指で回す場合、ねじが動かなくなったところで回す動作は終了しますが、これでねじ回しが終わった訳ではありません。
物品が固定される際には、必要なモーメントを物品に与えないと、有効なものであるとはいえないのです。厳密にいえば「締めただけ」と「締め付けた」は違う状態なのです。ボルトやナットを用いた物品には、推奨の数値が定められていますので、注意しなければなりません。
ボルトの締め付けトルクに関する注意点
ボルトの締め付けトルクに関する注意点としては、規定を誤らないことはもちろんですが、規格化が進む前の物品については経験や勘に頼る「職人仕事」で作り上げられたという場合もあり、素人でボルトに手を出すのは危険です。
ボルトの締め付けトルクが必要となる物品
ボルトの締め付けトルクが必要となる物品としては、自動車のホイール部分や自転車などが挙げられます。それぞれ、整備する際やパーツの交換をする際に必要となります。同じボルトであったとしても、装着されている場所、ボルト自体のサイズによって、ボルトへの必要な力が異なりますので注意が必要です。
判断を誤ると運行上に不慮の事態が起こることも考えられます。ボルト調整の必要となる推奨の数値は自動車や自転車のマニュアルにも記載されています。
ボルトの締め付けトルク表
ボルトの締め付けトルク表とは、ボルトの径などに応じた締め付けトルクを一覧にまとめたものです。JIS規格で規定されている、標準のものが一般的です。
日本での表記は、従来はkgf・m(cm)といった重力単位が用いられましたが1998年以降ISOで規格化されたN・mに替わり、単位の換算表も用いられています。
ボルトの締め付けトルクにトルクレンチ
ボルトの締め付けトルクにトルクレンチは重要です。定められた単位でねじ類を締め付けるための工具のことを指す場合と、物品に使われているねじ類のトルクを測定するためのレンチ状の工具のことを指す場合とがあります。
レンチを用いることによって、個々によるボルトの仕上がりの差を防ぎ、物品の品質を一定に保つことができます。
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